【治療法】過敏性腸症候群は薬物療法と心理療法どっちがいいの?
過敏性腸症候群(IBS)は便秘型、下痢型、便秘と下痢を繰り返す交替型、ガス型と症状がいくつかあります。その治療には薬で治療する薬物療法やカウンセリングなどの心理療法などがあります。
過敏性腸症候群はどの症状もストレスが原因でなってしまうためストレスを和らげる心理療法がいいような気もしますが、そのストレスの原因がお腹の不調そのものの場合は薬物療法が効果的であったりします。
薬物療法と心理療法のどちらをメインに治療していくのがいいのかをわかりやすいようにタイプ別でまとめてみました。
心理療法で治した方がいいのはこんなタイプ
過敏性腸症候群の症状を引き起こすストレス内容が仕事の人間関係など、例えば上司にいつもイヤミを言われるとかが原因であれば心理療法のほうがいいですね。
心療内科ではこのような心理的なストレスからくる体の異常を専門にしている医師が診てくれるので悩みをなんでも打ち明けてみると些細なことでも受け入れてもらえるので信頼関係が生まれて治療がうまく進みます。
抗うつ剤とかの薬が処方されるかもしれませんが医師を信頼して従うことが重要なことです。
大事なことは医師との信頼関係です。信頼できないと感じた医者だったら思い切って違う病院に行ったほうがいい結果になることがあります。
薬物療法で治した方がいいのはこんなタイプ
お腹の不調そのものがストレスになるのは特にガス型に多いです。お腹のガスが動いたりしてゴロゴロしたり、おならが止まらなかったりする症状でおならの恥ずかしさがストレスになってしまいます。(私がそうでした。)
病院では、ガス型であればガスコンやガスモチン、あと整腸剤(ビオフェルミン)などがよく処方されます。
勘違いしてはいけないのが、健康のためにはおならが出ることはいいことなのでおならを止める薬というのはありません。ガスコンはお腹にたまってしまったガスをつぶして腸で吸収させたり、おならとしてお腹から出しやすくする薬です。
ガスモチンは胃腸薬です。胃腸の働きをよくしてお腹を正常にしてくれます。
サプリメントじゃダメなの?
サプリメントは薬ではなく食品扱いなんです。薬と比べて効果が現れにくく持続して飲み続ける必要があります。
しかし、サプリメントには副作用がなく安心して毎日飲むことができます。病院で処方される薬には少なからず副作用がでる可能性はあります。
私は薬はできる限り飲みたくないという考え方なのでサプリメントでお腹の調子を整えて善玉菌を増やし腸を元気にしてあげることが過敏性腸症候群を治すのにはとてもいい方法だと思います。