乳酸菌は虫歯になるって聞いたことがあるけどホントのところどうなの?
乳酸菌は虫歯の原因になるとか、歯がボロボロになるとか、骨を溶かすとかっていう話を聞いたことありませんか?
確かに乳酸菌という言葉の中に「酸」という字がありイメージ的にカルシウムとか溶かしそうな感じもあるし、「菌」ってのも目に見えないからそんなふうに言われたら本当かなと思うかもしれません。ホントのところどうなの?
my pumpkin has a bad case of halitosis / woodleywonderworks
結論から言いますと、乳酸菌は虫歯の原因にもなりませんし、カルシウムを溶かすこともありません。それどころか虫歯予防に乳酸菌が効果があるともいわれています。
乳酸菌飲料は甘いものが多いので、そのイメージもあるかもしれませんね。ヤクルトとかカルピスも乳酸菌飲料なんですけど、甘いですよね。夜に飲む習慣があるなら飲んだ後の歯磨きは忘れないようにしましょう。
乳酸菌が虫歯予防になる!?
虫歯になる原因は口の中の悪玉菌であるミュータンス菌(虫歯菌)、このミュータンス菌が砂糖をエサにして増殖します。
口の中にも様々な細菌が住み着いていて腸の中と同様に善玉菌と悪玉菌がいます。口の中の悪玉菌が増えると虫歯の原因となったり、口臭の原因となったりします。
ヨーグルトなどから乳酸菌をとることによって口の中の悪玉菌の増殖を抑えることができるようです。
ただ乳酸菌といってもいろいろな種類がありますので、人や乳酸菌の種類によって効果があったりなかったりということはあります。
ヨーグルト歯磨きで虫歯予防(やり方)
ヨーグルト歯磨きって知ってます?
ヨーグルトで歯磨きをして虫歯を予防しちゃおうっていう信じられない歯磨き。
やり方は簡単
・普通に歯磨きをする
・ヨーグルトを口に含む(スプーン一杯くらい)
・歯ブラシでブラッシング
・ごっくんする
最初に普通に歯磨きします。(これ重要)しっかりと口をすすいだら
無糖ヨーグルトを口に含んで歯ブラシでブラッシングします。
ブラッシングしたらヨーグルトはのみ込みます。
で、終りです。水で口をすすがないほうがいいです。
まとめ
ヨーグルト歯磨きは口臭予防に効果がある方法として知られています。乳酸菌は腸にいいものという認識が世間では一般的ですが、腸だけではないんですね。乳酸菌は虫歯になる原因にはなりませんが、砂糖の入ったヨーグルトや乳酸菌飲料を飲んだあとはしっかりと歯磨きをしたほうがいいですね。