IBS下痢型に乳酸菌サプリメントは効果なし!?
ストレスが原因で下痢になってしまう過敏性腸症候群の下痢型はとくに若い人、男性に多く通勤や通学時にお腹が痛くなってしまいトイレに何度も行きたくなってしまいます。通勤の駅で止まるたびにトイレに行かなければいけないという人もいます。車で通勤している人はコンビニのトイレにお世話になる人も多いです。
過敏性腸症候群(IBS)の下痢型を治すために病院に行くとイリボーなどの薬を処方されます。病院や薬になるべく頼らないように治したい場合は乳酸菌サプリメントなどで腸内環境を整えるといいと言われていますが乳酸菌サプリメントで本当に効果があるのでしょうか?
結論から言うと効果がある人もいます。微妙な言い回しになってしまいましたが、IBSはストレスが原因であり、そのストレスの原因が人それぞれであるため効果も個人差があります。
IBSを治すためには何が辛いのかということをはっきりさせて辛さの大きいものから解消させなければいけません。
例えば下痢になってしまうこと自体が大きなストレスなのか、会社に行きたくないということが大きなストレスなのかで治療法はかわってきます。
下痢になることがストレスであるなら、食生活の見直しや乳酸菌サプリメント、整腸剤は効果的といえます。会社に行きたくないのがストレスならカウンセリングや抗うつの薬などが有効的な治療法になります。
IBS下痢型は病院で処方される薬じゃないと治らないのか
過敏性腸症候群の下痢型は病院で処方されるイリボーやロペミンがよく効くといわれています。イリボーは過敏性腸症候群の原因となるセロトニンに作用する薬で下痢型のIBSだと診断されるとよく処方される薬です。ロペミンは腸の動きを抑えることによって下痢を止める薬です。
イリボーは脳がうけたストレスを腸に伝えないようにするための薬で、ロペミンは腸の動きを無理やり抑えて下痢を止める薬です。どちらも目に見える効果が期待できますが副作用の心配もある薬です。
下痢止め薬の副作用について
下痢止めの薬はいろいろありますが、やはり怖いのが副作用。下痢止め薬の副作用はいろいろありますが、一番代表的なのが便秘になってしまうこと。
私は下痢にも便秘にもなったことがありますが、どちらか嫌かというと便秘ですね。下痢はトイレで出してしまえばそのあとしばらくは我慢できるのですが、便秘はトイレにいってもおならしか出なかったとか、コロコロうんちしか出なかったとかで解決できないんですよね。私の場合、痔にもなってしまった経験があるので便秘になるのは本当に嫌なんです。
副作用は便秘になるということ以外にも皮膚にじんましんなどの発疹が出たり、吐き気、腹痛、頭痛などの症状がでる可能性もあります。
こんな下痢には乳酸菌サプリメントは効かない
乳酸菌サプリメントは便秘の人のためのものと思われがちなんですが、下痢にもいいんです。
ただし、下痢の原因が人間関係などのストレスによるものの場合、そのストレスを解消しないとサプリを飲むだけでは治らないでしょう。
下痢になってしまうことがストレスだという人もいます。そんな人には乳酸菌サプリメントは下痢解消にいいといえます。